「空と緑のみらいフェス」開催レポート 〜HICityで体験する“みらいのはねだ”〜

#イベント#モビリティ#ロボティクス#ワークショップ

2026年6月5日から7日の3日間、HANEDA INNOVATION CITY(HICity)にて「空と緑のみらいフェス」を開催。施設全体を舞台に、羽田の未来を体感する特別な時間が流れました。

テーマは“みらいのはねだ”。空飛ぶクルマの展示や操縦体験、最先端モビリティとの出会い、そしてAI技術を活用した多彩なコンテンツ。子供から大人までが夢中になった、賑わいの3日間をレポートします。

以下では、イベント当日の様子を写真と共にお伝えします。

「先端と文化」が交差する、充実の3日間

HICityの掲げる「先端と文化」を軸に、インドア・アウトドアの両フィールドをフル活用。初夏の風を感じながら、未来の日常を一足早く体験できる多彩なプログラムをラインナップ。

大阪・関西万博で脚光を浴びた「eVTOL(空飛ぶクルマ)」の展示をはじめ、次世代モビリティやロボットが集結し、新スポーツの体験会やワークショップも実施しました。

また、2028年開園予定の隣接公園では、公園事業者の「羽田みらいパークマネジメント」が、初夏の“空”の下で“緑”を感じられるイベントを開催しました。

空、緑、そしてテクノロジー。世代を超えて新しい羽田に出会える、HICityならではの刺激に満ちた体験をお届けします。

HICityの初夏イベント「空と緑のみらいフェス」の賑わい。
HICity側での隣接公園イベント「羽田オアシス2026」の様子。/主催:羽田みらいパークマネジメント

注目度No.1!「空飛ぶクルマ」展示と操縦体験

会場の主役は、ANAグループとSkyDriveによる「eVTOL(空飛ぶクルマ)」。都市移動を革新する次世代エアタクシーの姿に、来場者の視線が釘付けに。未来の空の旅へと思いを馳せる、熱気あふれる空間となりました。

大型機を志向するJobyに対し、SkyDriveはアジアの都市部でも扱いやすい「世界最小クラス」のコンパクトさを追求。それぞれの戦略の違いも興味深いポイントです。

ANAグループはJoby Aviation社の「S4」モックアップを展示。シミュレーター体験には行列が絶えず、万博でのデモフライトの記憶を呼び起こす人気ブースとなりました。関連URL:万博の空に描く美しき8の字…“空飛ぶクルマ”がテイクオフ!2027年 ANAが実現目指す「エアタクシーサービス」
国内トップランナーのSkyDriveは、3人乗り最新モデル「SD-05」を披露。「いつ実用化されるの?」といった期待の声に対し、スタッフが丁寧に解説する姿が印象的でした。
「戦略を立てて、ロボットで戦え」。アニメさながらの世界観で戦う「メカロット」は、リアルとデジタルが融合した新感覚の対戦バトル。コントローラーを握る手に力がこもります。
画面の中だけではない、目の前の機体が動く重厚感。戦略を練り、陣地を奪い合う駆け引きに、大人も子供も時間を忘れて没頭しました。
対戦前にはパーツの配置や向きを試行錯誤。自らの手でカスタマイズした機体で勝利を狙う、技術と知略のぶつかり合いが繰り広げられました。
指の動きをダイレクトに伝える「ハンド操作」体験。自分の身体の一部になったかのようなロボットアームの動きに、驚きの声が上がります。
「LUXURY FLIGHT HICity Fighter店」では戦闘機の本格シミュレーターを開放。都心や富士山上空を駆け巡る絶景フライトは、日常を脱ぎ捨てる爽快な体験となりました。
ボストン・ダイナミクス社の「Spot」が登場。愛らしい動きと確かな操作感に、子供たちは興味津々。コントローラーを手に、未来の相棒を自在に操りました。

未来の移動を先取り。次世代モビリティ試乗会

東京都産業技術研究センターとの連携により、特定小型原付などの次世代マイクロモビリティが集結。展示だけでなく実際の試乗も可能で、暮らしを変える新しい「足」の形を体感していただきました。

ロボティクスとバイクが融合したパーソナルモビリティ「tatamo」。超コンパクトな折りたたみ機構が、都市生活の利便性を高めます。
トランクのように変身する「タタメルバイク」。デザイン上のカスタマイズ性が高く、所有する喜びを感じさせる一台です。
四輪フルカウルの「ブルージェイ」は、安定感抜群の走行が魅力。免許返納後の移動手段としても期待される、人に優しいモビリティ。2026年秋の販売を目指す開発チームへの熱心な質問も多く、実用化への期待の高さが伺えました。※2026年10月23日までクラウドファンディング実施中。関連URL:下請けの町工場から、日本の移動を支えるメーカーへ。 60年の職人技とDXで挑む、16歳以上免許不要の「4輪小型モビリティ」
追従搬送ロボット「MiniTaurus」。6輪機構による高い走破性とセンサー技術で、重い荷物も軽やかに、人の後を健気についていきます。会場内でのデモンストレーションでは、ロボットが歩行者を認識して追従。物流や介護の未来を予感させる光景でした。
3D-LiDARやGPSなど、先端センサーの塊。周囲を立体的に把握し、安全で確実な走行を実現します。

屋外でアクティブに! カラダを動かす体験広場

青空の下、HICityの広場で身体を動かすアクティビティを展開。参加者の笑顔と歓声が、開放的な空間に響き渡りました。

20秒間の真剣勝負、鬼ごっこスポーツ「パルオニ」。障害物を鮮やかに越えるスリルと楽しさに、ギャラリーからも大きな拍手が送られました。

走る・跳ぶ・登るといった移動動作を通じて、心身を鍛えるフランス発祥のアーバンスポーツ「パルクール」の基本動作をゲーム感覚で体験。運動能力を問わず、誰もが夢中で駆け回れるプログラムです。
キッズ用eバイクスクールは大盛況! プロライダーの本格的な指導により、最初は緊張気味だった子供たちも、最後には立派なライダーの表情に。
地元(東京都大田区)出身の岡谷雄太選手が直接レクチャー。プロのコツを教わる貴重な機会に、子供たちの吸収力も抜群でした。
スクールにはマキタのバッテリーで走る、キッズeバイク「Kalo」を使用。
「ヒジすりフルバンク」でレーサーの視界を体験。固定されたバイクで、究極のコーナリング角度に挑みました。
芝生の上で楽しむ「モルック」。年齢を問わず楽しめるルールと奥深い戦略性に、家族や友人同士で賑やかに盛り上がりました。

学びと発見!未来を体感するワークショップ

遊びの中に学びがある、最先端のワークショップ。AIや3D技術に自然に触れられる体験が、子供たちの好奇心を刺激しました。

HICityで小学生向けのキッズプログラミング教室などを行っている「さくらぼ」では、好みのアバターを作成し、3Dアニメのように動かす体験イベントを開催。デジタル空間での自己表現の楽しさを発見しました。
AIがお題の絵を判定するお絵描きバトル。想像力と速さが試される、笑いの絶えないアトラクションです。
同じお題でも描き方は千差万別。個性が光る作品が並びました。
未来の羽田をデザインし、オリジナルメニューを創るSTEAM教育ワークショップ。自由な発想で「みらい」を形にしました。※STEAM教育:科学、技術、工学、芸術、数字の5つの領域を総合的に学ぶことができる教育理念。
「みらいの羽田」を描くミッション。空飛ぶクルマと豊かな緑が共生する、優しい未来図が描かれました。
オリジナルドリンク作り。色の変化や味の組み合わせを試しながら、自分だけの特別な一杯を完成させました。
川崎重工業による「デジタルスタンプラリー」。会場を巡り、最後は巨大ガチャでワクワクの運試し!
羽田ならではの景品の数々。地域の魅力を再発見する、楽しいスタンプの旅となりました。
各ブースをQRコードで繋ぐスマートな構成。スムーズな動線で、イベントを満喫できる仕組みがなされていました。
屋内位置情報サービスのアンケートでは、駅や空港での利活用を望む声が多く、社会実装への期待が高まりました。
「SUGI+」では限定ノベルティのプレゼント。施設内の店舗も一体となってイベントを盛り上げました。
terminal.0では羽田空港自慢の空弁を、HICityの開放的な空間で味わえる贅沢なランチタイムイベント「初夏の空弁ガーデン」を開催。※普段は羽田空港の第1・第2ターミナルの空弁工房で購入することができます。
HICityにオープンしたばかりのドッグカフェ「Wonderful Dog Cafe&Bar」。愛犬家たちが集い、新しい憩いの場の誕生を祝いました。
「サイバー屋台」が再来。夜の雰囲気にも溶け込むネオンの下、冷たい飲み物で喉を潤すひとときを提供しました。

公園開園前のラストイベント「HANEDAオアシス 2026」

公園事業者である「羽田みらいパークマネージメント」が、2028年春の開園を控えた公園予定地にて、工事前最後となるイベント「HANEDAオアシス 2026」をHICityと連携して開催。防災、スポーツ、先端技術を楽しみながら学ぶ2日間となりました。

来場者は芝生の感触を楽しみながらアクティブに動き、未来の公園を予感させる賑わいに。数年後の姿に期待が膨らむ、特別な時間を過ごしていました。

関連URL:公園専用ホームページ / 仮称|羽田空港公園Instagram

公園イベント「羽田オアシス2026」の様子をHICity側から眺める。奥には多摩川が。/羽田みらいパークマネジメント
自動芝刈り機で整えられた美しい広場に、ユニークな遊具「mopps」が登場。子供たちが自由に駆け回りました。/羽田みらいパークマネジメント
キッチンカーのグルメを堪能。ピクニック気分で一日中楽しめる、まさに「オアシス」な空間でした。/羽田みらいパークマネジメント
AI顕微鏡でミクロの世界を観察。身近な植物や虫が、驚きの発見に変わる瞬間を体験しました。/羽田みらいパークマネジメント
敷地内をフィールドワーク。自然とテクノロジーの融合が、新しい好奇心の扉を開きました。/羽田みらいパークマネジメント
東京消防庁による防災啓発コーナー。特殊車両の展示やシミュレーションで、安心安全な未来を考えました。/羽田みらいパークマネジメント
VRによる災害体験。没入感のある映像と動きで、防災意識をアップデートする機会となりました。/羽田みらいパークマネジメント
消防士になりきって記念撮影。未来のヒーローたちの笑顔が輝いた瞬間です。/羽田みらいパークマネジメント
HICityの側にて。/公園イベント「羽田オアシス2026」 主催:羽田みらいパークマネジメント


絶景と音楽の融合。「足湯DJ」で過ごす極上の時間

足湯スカイデッキを舞台にしたHICity名物イベント「足湯DJ」。空港を望む絶好のロケーションに音楽が重なり、唯一無二のチルアウト空間が誕生しました。

サンセットからトワイライトへ。旅客機の離着陸を眺めながら足湯に浸かる、HICityならではの極上のひとときを堪能しました。

雨の合間も、屋根の下で音楽の旅は継続。滑走路の灯りとビートがシンクロする、ドラマチックな演出に。
マジックアワーに包まれるデッキ。開放感あふれる空の下、心ゆくまでグッドミュージックに酔いしれました。

好評につき2026年7月、8月も足湯DJを開催しました。

3日間のフェスは幕を閉じましたが、今後もイベントが続きます。HICityの「みらい」は加速し続けますので、WEBサイトやオフィシャルのSNS(Instagram/X)をチェックして、ぜひ次なる「はねだ」を体感しに来てください!

INFORMATION

【空と緑のみらいフェス】
開催日:2026年6月5日(金)―6月7日(日)
開催場所:HANEDA INNOVATION CITY
主催:羽田みらい開発株式会社
協賛:大田区

関連URL:空と緑のみらいフェス|チラシ

text & photo : Nozomu Ishikawa

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