
子どもたちの笑顔を乗せ空舞う紙ヒコーキ | HICity春スクール2024(JAL編)
2024年2月から3月にかけて、HANEDA INNOVATION CITY(以下、HICity)で大田区の小中学生と保護者を対象にした「HICity春スクール2024」が開催されました。羽田空港や周辺施設等を知り、理解を深めることを目的とした羽田みらい開発株式会社によるイベントです。
参加者は「羽田空港にまつわるコンテンツ」、「地域や“まち”の特性を活かした企業と連携したコンテンツ」の両方に参加します。今回レポートするのは前者となる内容の、日本の空の旅を支えるJAL(日本航空)による、2024年2月18日に開催された「JAL折り紙ヒコーキ教室」です。大田区内の小学1年生から6年生までの多くの生徒と保護者に参加いただきました。

JALの空育、折り紙ヒコーキ教室とは
折り紙ヒコーキ教室はJALの社会貢献活動「空育」(そらいく)のひとつ。空を通じて未来を考える授業として、お仕事体験や工場見学、授業型プログラムなど幅広く展開しています。その中で、人や文化との交流を促進するプログラムとして定着しているのが折り紙ヒコーキ教室です。
当日は保護者とともに和気あいあいと集まった子どもたち。ワークショップはまず航空機や空港にまつわるクイズからスタートしました。
「羽田空港の国際ターミナルはどのターミナルでしょう」という身近な質問から「航空機の燃料はどこに入っているのでしょう?」という専門的なものまで幅広く、低学年から高学年の子どもが積極的に手を挙げて答えていました。

紙ヒコーキを作ってみよう
クイズのあとは、とうとうお待ちかねの紙ヒコーキ作りのはじまりです。参加者の手元には折り方の資料と紙ヒコーキ専用用紙が置かれており、レクチャーを受けながら順を追って折っていきます。
最初は快調に作っていた参加者も、途中の「中央の折り目から2mm開けて折って下さい」という厳格な指示に驚いた様子! 子ども向けのワークショップとはいえ折り紙はかなり本格的。低学年の子は保護者と二人三脚で折り進めたり、高学年の子は自分で奮闘したりと、皆懸命に作り上げていました。




自分で作ったヒコーキを飛ばしてみよう
作り始めてから数10分後、ようやく紙ヒコーキが完成しました。すぐに飛ばしたいところですが、ここでも上手に飛ばす方法のアドバイスが。
「真っ直ぐと飛ばすにはいくつかのポイントがあります。前後からみた紙ヒコーキはY字になっているのが理想的です。また翼の後ろ側を少しだけ上方向へ捻ると飛びやすくなりますよ。でもやり過ぎには注意です」
スタッフのアドバイスを聴きながら真剣な目で紙ヒコーキを整える子どもたち。そして準備が整ったらお待ちかねのテイクオフです!


参加者たちのコメントを笑顔とともに
数回のフライトに挑戦し、1時間のワークショップを終えた参加者たち。「楽しかった!」と手を振る子どもたちをJALのスタッフが笑顔で見送っていました。その中からいくつか参加者の声をピックアップします。




子どもたちの未来に繋がる空を目指して
「紙ヒコーキ教室を通じて、少しでも飛行機や航空業界に興味を持ってくれたら嬉しいです!」と話すのは、JAL総合政策センターの細島道博さん。JALでは長らく社会貢献活動として、子どもたちの興味をそそるようなワークショップに取り組んできました。この折り紙ヒコーキ教室は、各地の小学校でも出張授業するほど人気のプログラムなのだそうです。
加えてJALの折り紙ヒコーキ教室で講師を務める社員は、日本折り紙ヒコーキ協会で認定を受け、指導員としての資格を保持しています。さらには指導員にも級があり、講師1人ひとりがレベルアップを目指して取り組んでいるのだとか。
なぜ飛行機が飛ぶのか、どうやったらもっと遠くまで飛ばせるのか。子どもたちの好奇心を育むために、講師の社員は真剣に紙ヒコーキと向き合っています。
HANEDA INNOVATION CITYの上空は、風向きによって何機もの旅客機が飛び交います。その下で紙ヒコーキを作り、飛行機と慣れ親しんだ時間は、きっと子どもたちの未来に繋がっている──そう願わずにはいられません。

INFORMATION
【HICity春スクール2024(JAL編)】
開催日:2024年2月18日(日)
開催場所:HICity Square Café/Bar J棟2階
主催:羽田みらい開発株式会社
コンテンツ提供:日本航空株式会社(JAL)
協力:羽田旅客サービス株式会社
後援:大田区
JAL 折り紙ヒコーキ教室
JAL 空育
text : Miyu Oshiro photo : Nozomu Ishikawa